その他

ゆく年くる年

  • 辻本 茂
  • at 2008/12/31 23:34:27

平成20年(2008年)子年もあと一時間余りで終わろうとしている。今年の一字は「変」であった。わたくしはと言うと「大変」であった。「変化」「変動」さまざまな一年であった。今年の始まりは吉野広域行政議会で議長と言う大任の中、「百条調査特別委員会」で奔走した。特に、吉野広域消防組合では組合内改革に取り組み、三町村クリーンセンターでは大規模改修の総仕上げや下市町のゴミの受け入れなど、さくら苑では漏水事故対応。総務省へ出張し、「今後の町村合併問題や広域による地方行政の指針」勉強会。

吉野町においては「吉野町長選挙」。町長は新町長として北岡氏が初当選。吉野町議会においては1名が辞職し、現職議員が町長選挙に3名も立候補し、定数14名のところ、13名になっていたが、同時自動失職の方と辞職届けによる補欠選挙により、2名の補欠候補が無投票で挙がり12名に。大変ややこしい話しではあるが、2名定数欠員のまま12名による議会構成となった。当然、この一年の議会経費は2名分少ないままとなり、少しでも町財政縮減の一助となったか。

3月議会での議長選挙や役員選挙では、大変な混乱があったが、これも議会の特殊事情のひとつである。しかし、議員として革めて目線を町民重視であることを再確認する。そして、12月には、2年にわたり協議を続けてきた「議会議員定数削減」「議員報酬削減」の条例化。

また町政においては、「吉野中学校の建て替え」「簡易水道の更新」「ファミリープールの休止」「下水道認可地域の縮小」など公共工事関係についての協議や可決。また、教育関係では「幼保一元化」の問題。福祉関係では「後期高齢者医療制度」「福祉バスの見直し」等。そして、地元においては河原屋導水路の補修工事、県道の拡幅計画、自治会の地縁自治体以降問題、消防団の統合問題などなど。

さらに、「吉野病院ありかた委員会」では委員長として調整役。しかし、この吉野病院の再建については継続審議中である。吉野町再建=吉野病院再建と言ってもいいくらい重要課題である。充て職ではあるが吉野町体育協会において副会長として町体協の変革にも参画した。運動公園のスタンドに屋根を新築できる日も近いと思う。また、廃校舎の利用においては大阪市の関係財団の誘致も引き続き行いたい。

問題や課題はまだまだ山積している。特に財政健全化に向けては、行財政改革委員会において副委員長をさせていただいたが、本当の財政再建に向けてはこれからが本番であろうと思う。この問題については吉野町だけではなく県や国の意向によっても大きく左右されるだろう。しかしながら町政においても出来るところから取り組まなければならない。「ひと、もの、かね、情報」を駆使して次世代へ責任ある判断をしていかなければならないと思う。

各関係団体で津風呂湖漁業協同組合において稚魚採補による「さくら鮎」の復活や安全な釣り場の創設、津風呂湖観光においては「北岸道路の早期完成」「植樹による自然を守る運動」等も参加してきたが、今後はメディアによる広告活動や、観光協会連携の強化も必要になってくる。

また、新エネルギー創出については、新・少水力発電施設の実現への取り組みもまだ始まったばかりである。

まだまだ一言では言い切れないが、 本当に目まぐるしく過ごした一年であると振り返ってみる。

来年は議員の本選挙が2月24日告示予定となっている。しっかりと結果を出し数々の難題、課題にしっかりと「真っ直ぐに」取り組んで行きたい。


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