平成20年度吉野町特別会計の決算もこの6月定例議会で承認されました。
吉野病院は地方医療を守るべくがんばっていますが、現在のところ国保吉野町立吉野病院として吉野町から助け舟(一般財源からの繰り入れ)を出さなければならない状況が続いています。
今年度も2億6千万円と言う吉野町財政にとっては巨額の費用が吉野病院につぎ込まれています。
吉野病院の経営においてはいろいろな要因がありますが、大きなものとしては国から決められている診療報酬制度の変化によってシワ寄せがあります。他には不景気による外来患者の減少や入院患者の減少、人口の減少もあります。
しかし、はやらなければ意味がありませんが、地域医療としての役割が優先されます。少しでも外来・入院数が増えれば格段に経営に対して効果が現れます。
すべての病院に関わる人たちが一致団結すればこの問題の解決に大きく寄与します。医者や看護師、スタッフ、事務局はもちろん努力が必要です。併せて病院のオーナーである町民のみなさんの利用度アップがあれば必ず「吉野病院は再生」されます。
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