「吉野川を守る会」の総会に出席しました。
奈良県内の吉野川流域の各市町村がその参加対象となっている。
今回は、五條市長が議長となり総会を進める。
参加者は、各市町村長のみなさん、議会議長はじめ関係議員のみなさん、奈良県の職員さん、国交省関係の国の役人さん、各漁業組合関係者のみなさん、観光協会や青年団体のみなさんなど多くの関係者によって構成されています。
いつも、俗に言うシャンシャン総会であると聞いていたのですが、まさにそんな感じで議事進行されていました。
そこで、このままでいいのか?と以前より聞いていた、初めて参加したわたしは挙手をさせていただき意見を述べさせていただきました。
その内容は、21年度事業計画のところで、
辻本:「議長!」
議長:「はい、辻本吉野町議会議員殿。」
辻本:「今年度、事業計画についてお尋ねします。今日の総会資料の表紙に鮎釣りをされてる方の写真を使用されていますが、いつ?どこで?撮られた写真でしょうか?はっきりと申し上げて、吉野川流域の他市町村の事情は詳しくしりませんが、わたしの住んでいます吉野町では今年このような写真のように鮎釣りをされている方をほとんど見ることが出来ません。大変残念ですが、以前に比べなぜ鮎釣りの方が年々少なくなっているのでしょうか?環境基準の示す値のひとつであるBOD指数は基準値以下であると、先ほど20年度事業報告のなかで説明いただきましたが、環境基準についてBOD指数以外説明する資料や方法もしくは検証することがありますでしょうか?なぜ、鮎は減ってきているのでしょうか?どのような環境になっているのでしょうか?是非、21年度事業計画の中で、調査・要望と言う項目がありますので取り上げていただきたいと思います。」
議長:「どなたが、お答えいただけますか?」
事務局:「早速、幹事会にてこの問題を取り上げさせていただきます。」
議長:「辻本議員、そう言う事でよろしいでしょうか?」
辻本:「はい、是非今年度事業で取り上げていただきたいと思います。」
と、いうような総会での流れがありました。質問させていただいたのはわたしだけでした。
総会終了後、早速、幹事の一人である村長さんに近寄り、荒川水系の浦山ダムの資料(事前にわたしが用意してた)を見せ説明しました。すぐさま、国交省の副所長さんを呼ばれ、また出席の県会議員さんも同じに話を聞いていただいてました。
国交省の副所長さんも浦山ダムの「清水バイパス」はご存知で、
副所長さん:『おっしゃるとおり、吉野川流域には「清水バイパス」はありません。検討させていただきます。』とお答えいただきました。
さて、この話し今年度どこまで進むのでしょうか?
幹事会(各市町村長)のみなさんしっかりと進めていただきたいと思います。
キーワードは「浦山ダム」「清水バイパス」です。
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