がんばろう吉野！　辻本 茂のblog

今年度から行財政改革特別委員会の副委員長をさせていただくことになりました。昨年度の行革委員会は主に「吉野中学校建設」に関しその多くの時間が費やされました。一日も早く吉野中学校の生徒や教師・職員の安全を守るため、耐震検査の結果を受けて校舎の建て替えを議会で決議し、新校舎建設に向けて担当の教育委員会と連携をはかり平成２１年１１月完成に向けて、計画設計から実施設計に向けて急ピッチで進められています。

大型公共事業は吉野町の財政事情を大きく左右されるため本当に神経を疲れさせます。本当にこれでいいのか？どうすればいいのか？選択肢は他にないのか？総合的に多くの問題に対しどこまでまとまった方向性が出せるのか？など日々頭の中でグルグルと回転している感じです。

今年度の行財政改革特別委員会では平成１６年からより具体的に進められている「行財政改革プラン」の進捗の検証を主体として、なお更に行革を進めるための議論が交わされることになると思います。各種団体に関する補助金や負担金をギリギリまで削減し、住民のみなさんにもご不便をご理解いただけるよう行政は進めなければなりません。１０年前を思い起こせば、本当に良い時代であったのかもしれません。しかし、地方自治において公共事業体の役割は無くす訳にはいきません。本当に苦渋の選択を余儀なくされることばかりです。

しかし、力をあわせ「がんばろう吉野！」の言葉どうり、より魅力ある吉野町をつくるため今後もしっかりと議会で意見を述べさせていただきたいと思います。