老人クラブの新年会に『新年のご挨拶』でお伺いしました。
今年も元気なみなさんのお顔を拝見しとても感激しました。しかし、老人クラブ対象者のもみなさん全員参加されているわけではありません。
年々老人クラブは新会員さんが増え続けております。大変活性化され賑やかになってきているとのことです。全国的にこの先30年間はこの傾向らしいですが、高齢化社会をどうしていくかはこの国の大きな問題でもあり、地方自治体においてはさらに深刻な問題です。老人クラブ会員が増えるのが問題ではなく、高齢化社会をしっかりと考えて行かなければなりません。
わが吉野町では、速報値で平成20年12月末現在の人口が9554人。昭和40年はじめ頃は19,000人であった人口が約半分になってしまっています。過疎地としての歩みが加速度的になっています。60歳以上に方は4290人で約44.9%を占める割合となっています。15歳以下の子供の数は726人人口全体の7.5%となっております。15歳以下の子供の構成が12%ぐらいまで引き上げることが出来ればこの先30年間で平均人口減少傾向にも歯止めがかかるのですが、毎年の出生数が40人前後の現在から20人増やし60人ぐらいの赤ちゃんが生まれればいいのですが。
安心した子育て環境をしっかりと作らなければなりません。子育て環境を整える為には20代・30代・40代の親世代の雇用(仕事)がなければなりません。企業誘致・企業連携もしっかりと取り組まなければなりません。住む場所も空き家がたくさん増えてきておりますが、その空き家を有効に利活用出来る体制も必要です。
まずは、当面の間「高齢者を守る、やさいしいまちづくり」が平行して重要な課題であることは間違いありません。福祉の充実で言えば「地域医療の確保」「コミュニティーバスの改善」「生涯学習教育の充実」など生きがいの持てる地域環境づくりが必要です。この老人クラブ活動は地域にとって必要不可欠な存在です。今後共ご支援申し上げると共に我ら後身のご指導を賜りたいと思います。
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