今、国会では参議院において「補正予算」の手中審議が行われています。この補正予算が通過すれば我が町にも臨時交付金なるものが国から降りてくる。
大変有難い事である。
しかし、ちょっとまてよ・・・。
と、思うのは私だけだろうか?
確かに100年に一度の経済不況とか言う理由で財政出動14.5兆円の巨額な資金を国が用意し各省庁や地方(県・市町村)に配ると言うのだが、野党の「中身の無いバラマキも多くあるのではないか?」との質問に、与党は「本当に必要な予算なんです。」「以前から議論を重ねておられた案件なのです。」と答え。「本当に必要なら本予算で審議すべきではなかったのか?」と野党の追及で「いやいや、選挙前ですから・・・。」と言いそうなやり取り雰囲気である。
本当に中身のある予算執行であるかどうかは、国民のみなさんは既にご存知の通りである。この財政出動によって国債発行され国民の借金として増税につなっがてしまうのではないか?と不安は起きるのは当然である。そこには何かずる~いものを感じてしまう。三位一体改革の影の部分がまたまた浮き彫りになって来る。「至上最大の国民買収事件」とも言われる「定額給付金」を受け取ったみなさんは反対できるだろうか?
国民の生活の安心・安全の為の実現のために税金を使わなければならないのに、各省庁の外郭団体や天下りのためにカモフラージュした補正予算執行は許せないのではないか!無駄を省くことにもっと真剣な議論や精査も必要ではないか!スピードも重要だが、下手な運転でスピード出せば大事故に繋がるのではないか!
地方自治体でも同じである。臨時交付金の使い道をしっかりと考えなければならない。予算執行においても本当に重要なものから取り組まなければならない。あえて今回の補正予算は「棚ぼた的」にしか思えてならない。であれば、この期を逃さず「投資的経費」的な考えも必要ではないか??!
いずれにしても、良識ある国民の一人としての判断と、地方議員の立場としても大変複雑な心境で国会での補正予算審議に注目している。
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