2008年(平成20年)正月
新年あけましておめでとうございます。
子年のスタートです。本年は年男と言うことで年頭にさまざまな思いを感じております。干支まわりで言えば次の年回りは、なんと還暦に!う~ん。それまでに、まだまだやらなければならない事がたくさんあるなぁ~と言う感じです。まだ12年もあるとも思えますが、通常の議員や首長の3期分です。この3期分で何が出来るかしっかりと予定・計画を立てたいと思います。
今、言えることは一日一日を精一杯頑張ることです。一日一日を悔いなく過ごすことが必ずや次の一歩に向かうことを信じて!!
平成20年はまさしく激動の年となる予感がします。
吉野町にとって新しい首長(町長)を選ぶ選挙が2月3日に行われます。議員としての立場もあるのですが、まずは政策をしっかりと確認しなければならないと思います。政策の無い首長を選ぶ訳にはいけません。その他に人柄もあります。町民・有権者の意見をしっかりと聞けるかどうか?誰の為に首長になるかをはっきりと考えて頂くことこそが肝心です。そこには、政争・政略はあってはならないのではないかと思います。政治的センスも必要です。刻々と変わる政治的情報の把握。人脈。もちろん政治的清潔さも要求されます。
誰の為の政治か?をしっかりと持っていただいてる方が首長となるべきではないでしょうか?!
この根本的思想は10年前も20年前も30年前も変わっていません。しかし町民のみなさんの政治に関する感覚や期待は10年前や20年前とは大きく変わってきているように思います。
議会においても議論を交わす、自分の考えを意見としてしっかり発言する。この常識的なことを堂々と行わなければなりません。
今年は、より多くの町民のみなさんとの会話を増やし、そして意見をお聞きし町政に反映すべきことをしっかりと行いたいと改めて心に刻み「前進ある一年を目指したい」と思います。
昨年も多くの研修をさせていただきましたが、岩手県葛巻町では本当に良い勉強をさせていただきました。人口7,000人の町で議会議員のみなさんは14人で町長と議会と職員と町民とが、それぞれの立場で理解し合い、町政が進められてる事をお聞きしました。
その内容については、まず首長(町長)が率先してリーダーとしての働きをしっかりしていることで職員もその職責を全うしている姿、議会も町民に対して「議会便り」等でしっかり公開しながら町民の理解を得ながら町政執行に携わっている姿。
地方の時代と言われながら、私たち吉野町においてもまだまだ挑戦しなければならないことは多くあります。出来ることからスピード感をもってやることが必要です。
よく言われることですが、首長(町長)と議会(議員)が両輪となって町政を行う。とあります。しかし、そこに職員と町民も併せて四輪駆動のごとく町を造っていくことを目指さなければなりません。私の目標とする『住民参加のまちづくりをめざしましょう』はそこにあります。
無関心から関心へ変えていくことこそが政治の責任と考え、この一年をしっかりと過ごしたいと思います。
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