鳩山内閣の支持率が30%となり、この分では20%台も時間の問題と思われます。昨年9月の内閣発足時からわずか半年ほどで70%超の高い支持率がこのあり様ですから、この急落傾向が止まる、止めるには余程のことがない限り難しいと思われます。
もちろん鳩山総理や小沢幹事長の辞任により歯止めをかけることも可能でしょうが、おそらく鳩山総理は辞めないでしょう。そもそも“お公家さんタイプ”の鳩山総理は、自ら責任を取ることはないと私は思います。
そこでこれを打開するために出てくるのは「外交上」の得点です。事実、小泉内閣も下落を続けた支持率が拉致問題の進展でV字回復しました。多分、鳩山内閣も拉致問題や北方領土問題等での進展を北朝鮮やロシアとの間で模索していると思われます。
そうした“サプライズ”でもない限り、鳩山内閣支持率20%切りも目前に迫ってきます。しかし、ここで自民党が盛り返しを見せなければ谷垣執行部にも厳しい試練が待ち受けることになるでしょう。
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