本日未明のデンマーク戦で、日本は3対1で見事な勝利をあげ、決勝トーナメント進出を決めました。日本は初のベスト8進出をかけて、29日午後4時(日本時間同日午後11時)にパラグアイと対戦するわけですが、この快挙により、当面は各マスメディアでサッカー報道が選挙報道を上回ることになるでしょう。
特にスポーツ紙は、政治面でこれまで2面を割いていた紙面を1面に半減するところも多くなり、そうなると(媒体の露出量に比例して)有権者の参院選への関心が低くなることが懸念されます。
おそらくモロに影響を受けるのが、比例のタレント候補と呼ばれる人たちでしょう。スポーツ紙での露出が減少すれば、ごく一部の候補者を除き、組織を持たないが故に、立候補していることさえ忘れられてしまう人もいるからです。
そして、与党にとっては多少のオウンゴール、例えば菅総理がキレた発言をしても、報道量が少なければ影響も小さいでしょう。
但し、そうした発言がYouTube等で動画配信されれば、あっという間にネット上の口コミで広がり、支持率に影響が出ないとも限りません。ネットという媒体はどこの国でも制御不能ですから。
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