今回の投票率は選挙区、比例代表ともに57.92%と、前回より選挙区で0.72ポイント、比例代表で0.71ポイント下回りました。
期日前投票者数(選挙区)は、前回比11・93%増の1208万6491人で、投票者全体に占める割合は20・06%と国政選挙では過去最高を記録したものの、期待よりも今ひとつの感があります。
ネット解禁も実現せず、若者をはじめとする国民の関心がW杯や大相撲不祥事等へ流れ、マスコミの参院選報道もやや埋没気味だったことも一因かもしれません。“どの政党に入れても期待できない”という声も多く聞かれました。
選挙はオウンゴールによる勝利ではなく、政党・候補者のポジティブな勝利であってほしいものです。残念ながら今回の低投票率は、国民、有権者の政治に対する不信感を如実に物語っていると思います。
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