社民党の看板議員である辻元清美氏が昨日、離党届を提出しました。当分の間、無所属で活動していくとのことですが、近未来、民主党入党、もしくは院内会派を組むことになるでしょう。「憲法9条絶対に変えさせないよ!」の土井たか子氏の時代は過ぎ去り、社民党は今や福島瑞穂氏一人だけの“個人政党化”しつつあります。
また、頑なな「死刑廃止論者」だった千葉法相(大体、そういう人が法相就任を受諾すること自体、不思議です)が、政権交代後初めての死刑執行に踏み切りました。先の参院選で落選し、民間大臣となった同氏にどのような心境の変化があったのか、何らかのプレッシャーがあったのかは知る由もありませんが、この国の“左翼”の牙城も崩れつつあります。それ自体はいいことですが、政党や政治家から理念や信念が失われつつあるように思われます。
政党のオウンゴールから政治家・候補者のオウンゴールで選挙の趨勢が決まっていくなんてことにならなければいいな、と思います。
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