本日中に第二次菅内閣が発足します。
それに先立ち、菅総理は岡田克也外相を幹事長に起用し、岡田氏も渋々ながら受諾したと報道されています。同時に、枝野幹事長を副幹事長に“格下げ”し、“続投”させる体制を敷きました。
これで小沢氏を支持した原口総務相を閣僚から外すとなれば、菅内閣は他の人事で小沢グループをどう処遇したとしても「反・非小沢カラー」は従前より強まったといえるでしょう。
おそらく10月頃の小沢氏の検察審査会の結果が出たら、「離党勧告」する腹づもりと思われます。それを見越した上で、200人もの国会議員が投票した「小沢グループ」に対し、いわば露骨な“第二次宣戦布告”をした格好となったと思います。
しかし、これで人事における菅内閣の期待は高まることは確かで、野党としてはやや攻めづらくなったかもしれません。これで民主党はいつでも「小沢抜き」になれる体制を敷いたともいえます。
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