米国上院で民主党が辛うじて過半数を制したわけ

  • 選挙プランナー三浦博史
  • at 2010/11/04 11:00:20

昨日から今朝にかけて、知り合いの外国人記者や米国の知人等とコンタクトをとり、今回の米国中間選挙について話をしました。


それによると、(結果論の話にはなりますが)上院改選37議席の内、今朝までに当落が確定しているのは共和党(23議席)、民主党(11議席)、未定(3議席)となっており、民主党があと1議席欠けていれば互角となっていたわけです。共和党落選候補の中には、“オウンゴール”の人もいたようで、今回の中間選挙は国民の声としては共和党が圧倒したと結論づけているようです。


また、事前の世論調査では、もっと共和党寄りに出ていましたが、投票日当日、多少、オバマ=民主党に対する「アンダードッグ(負け犬=同情票)効果」も働いたとみる分析も一部にあります。


下院は文字通り、民主党は歴史的大敗を喫したわけですから、オバマ政権の今後は、一層厳しい状況に追い込まれることになるでしょう。


マスコミのアナウンス効果といわれる、「バンドワゴン(勝ち馬)効果」と「アンダードッグ効果」、果たして日本の政界にはどんな判定が下されていくのでしょうか。



※この記事は、下記URLと重複しています。ご了承ください。
「米国上院で民主党が辛うじて過半数を制したわけ(http://www.election.ne.jp/planner/84803.html)」

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