25日夜(日本時間26日午前)、アメリカのオバマ大統領が連邦議会の上下両院合同本会議で一般教書演説を行いました。
人気下降中とはいえ、上下両院、民主・共和両党の政治家を前に、「未来を勝ち取る(Win the Future)」と高らかに宣言したもので、日本の菅総理の所信表明演説とは大きな違いを見せつけました。
同時に、旧自民党政権時代の総裁選でも、そして米国議会での大統領選でも、たとえ一票差でも勝てば、党内を二分して争っていた議員もすべて“ノーサイド”で、“国益のためにまっしぐら”というアメリカの構図と、今の菅政権では比較のしようもありません。
今さら小沢問題に触れる気もありませんが、小沢氏に付いている国民から選出された民主党国会議員をも全く無視する菅執行部は、今後、窮地に陥ることでしょう。
低迷するオバマ大統領の演説を聴いて感じたこと、それは“腐っても鯛”。所詮、どこかの市民運動家出身の権力者とは格が違うと思いました。
とにかく早く消えてほしい菅内閣です。
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