4/1日、任期満了に伴う日本医師会会長選挙が実施され、注目を浴びていましたが、2009年の総選挙で大きく民主党に舵を切った原中勝征現会長は、民主と距離を置き、自民党との関係改善を図ろうとする副会長の横倉義武氏に、決選投票の結果、194:164で、負けました。これで次期総選挙を控え、日本医師会は民主よりだった路線が変わるものと思われます。同じく立候補した京都府医師会会長の森洋一氏は決戦投票には及びませんでした。4師会の中で唯一民主寄りだった日本医師会会長の交代により、日本薬剤師会、歯科医師会、看護師会と共に自民党の牙城は一応、復活したといえそうです。
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