政府は23日、9月の通常国会閉会後に丹羽大使を交代させる方針を固めたと報道されています。民間人登用の鳴り物入りで就任した同氏ですが、単なる商社マンの延長だったことが明白になったわけです。やはり外交は、ディプロマシイといった専門の知識と感性が求められていると思います。名誉職で済む大使もあるかもしれませんが中国大使のようにわが国の国益に直接関わるような国に、民間人登用の危険さを思い知らされた気がします。外交官は一朝一夕には育たないと思います。大体、丹羽大使は、6月7日のフィナンシャル・タイムズのインタビュー記事が露呈した段階で、交代させるべきだったと思います。
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