大阪維新の会は船中八策を発表、その中の目玉の一つに国会(衆議院)の定数を半減する、としています。私は、あらゆるムダを省くこと、政治が身を削ることと、単に現在の定数を半減する、ということとは全く次元の違う話だと思います。そもそも、日本の国情に適った定数はどれくらいなのか、といった検証・議論を重ねたならともかく、今の定数を半分にすれば国会改革になるというのは、暴論でしょう。他の新党が1/3にすればいいと主張すれば、その方が人気が出るのでしょうか?こうした民主主義の根幹にかかわる制度について、バナナの叩き売りのごとく、ただ減らせばいいという感覚にはとてもついていけません。
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