自民党史上最高と言われる1986年同日選挙は、実は今と状況が似ており、定数不均衡是正が焦点となり、中曽根首相が大方の予想を裏切って強引に解散したものです。その背景には、中曽根内閣支持率が高騰、自民党支持率も安定して高かったといわれています。しかし86年7月選挙直前6月の時事通信の世論調査によると、内閣支持率は42.6%、自民党支持率は32.6%です。さあ、今の内閣支持率、自民党支持率の下で、同日選挙を実施したらどんな結果が出るか、おそらく憲法論議をしてもしなくても、衆議院で自民党は軽く2/3を単独で超えるでしょう。参院選の比例も過去最高となりそうな勢いです
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