昨日投開票の福島市長選挙で、4選をめざした現職瀬戸孝則氏(66)を、新人で元環境省環境事務所長の小林香氏(54)が大差で破り当選しました。今年に入り、福島では郡山、富岡、いわきに続き、現職が敗けています。投票率は、前回の38,18%から49,1%へと10,92%もアップしているので、市民の関心は高く、おそらくこの差(72、441票対32、851票)を見ると、アップした殆どが新人候補に流れたといえそうです。(因みに共産党候補の山田氏は7,620票)まあ4選は、よほど市民の大方が認める”余人を持って替え難い”現職以外は常に要警戒であることは事実ですが、やはり復興に対する様々な市民の不満の想いが現職にぶつけられ、新人に期待されたとみるのが妥当でしょう。福島に限らず、現職の2期目は強いというジンクスもあちこちで崩れています。新人にとってはチャンスでしょうし、現職にとっては初心に帰る引き締めがますます重要になりそうです。
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