都知事候補として実にユニークな闘いをした家入一真氏。同氏の得票は88,936票。これは全候補に言えることですが、実は投票率は、少なくとも期日前出口調査を見る限り、投票日前々日までは、前々回を上回っており、専門家も55%程度を予想していました。しかし前日の大雪。土曜日の期日前は大きく伸び悩み、そして投票日の午前中は、もしかすると40%前半になるのではというくらい出足が鈍かったのです。正直、あの大雪で46%は、期日前の”成果”と午後になって晴れたおかげだと思っています。言いたいことは、投票率が55%だったら、家入氏は10万票を超えていたということ。およそ他ではありえない20代が中心となり、必至に既成選挙スタイルに風穴を開けようとしていたキャーンペーんに、新しい時代の何かを感じたのは私だけではないと思います。クラウドファンディングで選挙資金を集め、ネット上でポスター貼りボランティアを集め、型破りの選挙事務所。時間があれば、密着取材したかった候補でした。
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