参院選の1票の格差を是正するために参院選挙制度協議会(座長:脇雅史自民党参院幹事長)の座長案がまとまったと報道されています。それによると、2013年の最大4.77倍の格差を2倍以下にするために、例えば、有権者の少ない選挙区を隣と”合区”させるというものです。島根県と鳥取県、長崎県と佐賀県の選挙区を1つにするということです。そもそも参院の地方選挙区って、1票の格差と同時に地域代表と言う意味も重要なのではないでしょうか?長崎県の国政への関心事と佐賀県のそれとでは同じわけがありません。必ずしもアメリカがいいとは言いませんが、米国の上院議員は各州、人口に関係なく定数2名となっています。定数を検討する際にはぜひ政治家の選挙区の意義も十分に考慮してほしいものです。
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