浄水設備導入を巡る収賄容疑で、全国最年少市長・岐阜県美濃加茂市長、藤井浩人氏が逮捕されました。市議時代と、市長に当選してからと、2回に分けて業者の便宜を図ろうとし、現金計30万円を受け取ったと報道されています。そもそもこうした収賄事件は、いわゆる長年のしがらみ・癒着でといったような年配の政治家で多く見られましたが、29歳という若いフレッシュな政治家が逮捕されたことは大変残念であり多少危機感を覚えます。政治家の”モラル”といったものも、通常、政党や会派に所属していれば、先輩議員やベテランの方からそれとなく注意事項を教授されたものですが、今ではそうした絆も細くなってきた上に、無所属の方も増えているので、何事も自己責任で、の一言に尽きますね。公選法と同時に政治家としてのモラルの向上も、特に若い方には大事にしてもらいたいものです。
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