民主党の代表戦は、大方のマスコミの予想通り、細野氏・岡田氏がトップを争い、国会議員の決選投票で、長島支持の多くが岡田氏に流れ、岡田氏が代表となりました。私が不思議に思うのは、民主党の地方議員にとって、代表は党の顔であり、絶好のイメージ再起動のチャンスだったと思います。2005年の小泉劇場で惨敗した岡田氏が再登坂というのは、有権者、同党地方議員目線ではなく、党内特殊事情からというのがミエミエでしたね。これで自民党は、また敵失で、得点を稼いだと思います。自民党は下野した際に徹底した苦杯を舐め、谷垣総裁の下で再起動を図りましたが、民主党は細野氏を”封じ込めた”ことで、そのチャンスを逸したといえます。そもそも維新の会との提携話の裏話を公開討論で問いただすなんて、代表、ましてや政権を獲る器とは思えませんね。
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