安倍総理の任期内の憲法改正発言について様々な議論があるようです。自民党内にさえ、そうした論議があるといわれていますが私は当然言うべきことを言ったと思います。そもそも自民・保守層は、今の憲法のままで良いと考えている人のほうが少ないと思います。おおさか維新は憲法改正を高らかに謳ってますが、自民党内には参院選前ということもあり、やや慎重な空気が漂っています。大事なことは、党首たるもの、柱ともなるべき政策・主張はひるまず掲げるということです。ご承知のようにアメリカの大統領選挙は、浮動票や無党派層のいわゆる中間層の支持をとりつける以前に、共和・民主各党コアの支持、期待を失ったら選挙戦は成り立たないのです。即ち、中間層に受ける政策を主張しだすのは、まずは共和党、民主党各々の政党内での指名選挙に勝ってからの話なのです。安倍総理がこの時期に憲法改正の本気度を示したのは、自民・保守コア層狙いと私はみます。浮動票や無党派層ばかりに気を使い、あたりさわりないことばかりの政策・主張では強いリーダーシップは発揮できないでしょう。安倍総理はよくぞ言い切ったと思います。
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