アメリカ大統領選挙の予備選で、ヒラリーは土俵際で踏ん張り続けています。ヒラリー陣営が敗北宣言を出さないのは、ヒラリーを敵に回したままで、オバマは共和党のマケインに勝てっこない、というヒラリー陣営の強力なメッセージがあるとも言われています。
確かにオバマは、民主党の指名を受けたとしても、民主党のおよそ半数に及ぶヒラリー支持者の支援が受けられなければ11月の本選挙でマケインに惨敗するという調査結果も出ています。そこで喧伝され始めたのが、オバマ・ヒラリー連合で対マケイン戦に臨むというものです。共和党からは弱者連合と揶揄されそうですが、民主党大会が近づくにつれ、その現実味が帯びてきました。
「マケイン・ライス」対「オバマ・ヒラリー」。11月以降、新大統領にもしものことがあれば副大統領が昇格するわけですが、その時、初の女性大統領、もしくは初の黒人女性大統領が誕生ということになるかもしれません。
アメリカの「CHANGE」のパワーの凄さが垣間見えます。
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