「自分の言葉で語る」政治家が強い

  • 選挙プランナー三浦博史
  • at 2008/6/26 11:04:03

小泉元総理の未だに高い人気の理由はたくさんあると思いますが、その一番の理由の一つは「自分の言葉で語る」ことがあると思います。古今東西、演説・言葉は政治家にとって「命」ともいえるものです。にもかかわらず、昨今のわが国の政治家の発する演説、言葉には何となく無味無臭感を覚えます。


政治家には「匂い」が大切です。アメリカ大統領選挙の予備選でオバマが勝利を収めた一因も、徹底的にヒラリーとの違いを明確にした“オバマ調”の演説づくり(原稿を上手く話すだけでなく、仕草、雰囲気づくり等)に重点を置いていたことが挙げられます。


政策通ということ以上に、人を魅了する話術の大切さは、どんなに時代が移り変わっても政治家の神器の一つに変わりはないでしょう。「ポスト福田」として人気ナンバーワンの麻生太郎氏。その人気も麻生氏が数少ない「自分の言葉で語れる政治家」だからではないでしょうか。


失言は現代政治においてはご法度ですが、もっともっと「自分の言葉で語る」政治家が増えてほしいと思います。



※この記事は 「選挙プランナー 三浦博史の選挙戦最新事情(http://www.election.ne.jp/planner/60066.html)」 と重複しています。ご了承下さい。

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