オバマの「プロパガンダ術-その4(繰り返し)」

  • 選挙プランナー三浦博史
  • at 2008/7/14 15:01:27

プロパガンダのイロハは「単純なメッセージの繰り返し」といわれます。オバマは「対照法」と「単純なメッセージの繰り返し」により、人々の心にメッセージを刻んでいくのです。


「イラク戦争に反対する愛国者もいれば、支持する愛国者もいる」。「愛国者」という同じ言葉の中で、見事に相反する二極を対比させています。また、「若者と年配者(young and old)」、「富と貧困(rich and poor)」、黒人と白人「black and white」と、対照を明確にするフレーズを幾度となく、リズミカルに繰り返しているのです。


「This time can be different ~」、「This time must be different ~」、「It’s different ~」、「Yes, we can ~」、「We are up against ~」、「Let’s bend that ~」、「It’s not change ~」等々のフレーズが何度も何度もひとつの演説の中で繰り返されるのです。


そうして「Not Change」の象徴がマケインであり、「Change」の象徴がオバマであることを刷り込んでいくのです。ヒラリーへの直接攻撃は、ここでもほとんど見られません。



※この記事は 「選挙プランナー 三浦博史の選挙戦最新事情(http://www.election.ne.jp/planner/60367.html)」 と重複しています。ご了承下さい。

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