昨日投開票の千葉市長選挙は、前評判通り民主党推薦の熊谷俊人氏(31)が初当選(圧勝)し、全国最年少の市長が誕生しました。対する自民・公明推薦の元副市長、林孝二郎氏は選挙戦前半からの厭戦ムードが最後まで変わらなかったといわれています。
選挙は戦いです。最後の1分1秒まで勝利を信じていても、奇跡が起こることは滅多にありません。ましてや厭戦ムードが続くようでは奇跡が起こる可能性も皆無でしょう。言い換えれば当初の予想通り、熊谷氏が勝ったわけで、これは鳩山民主党パワーのおかげではないということです。各政党は今回の勝因・敗因を冷静に分析し、次に活かすべきでしょう。一喜一憂しても始まらないのです。
敗れた林氏は、そもそも候補者選定の段階から問題があったと思われますが、恐れ多くも政令市のトップ(市長)に31歳の人を候補者に据える感覚にも私は違和感を覚えます。
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