17/7/2010
あれだけ自民党時代に選挙前の首のすげ替えを批判していた民主党はいとも簡単に、参議院選挙前に、鳩山・小沢体制から菅・枝野体制へと、選挙目線の交代劇を演じました。民主党は負けたとはいえ、(言い換えれば小沢が幹事長を辞めていなければ)44議席どころか30議席台になっていたことは明白で、比例も併せればよくここまで回復したともいえます。しかし、もともと菅内閣が出来レースの選挙内閣だったとすれば、まさに菅さん…
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16/7/2010
昨日は中国で最も歴史ある研究機関の中国社会科学院で、同院の日本研究所所長の李氏をはじめとする日本研究専門家の方々と、今回の参議院議員選挙の結果と今後の政局について、講演、質疑応答を行いました。
選挙直後の超ホットな話題ということもあり多くの質問が出ましたが、それにしても一昨日の中国現代国際関係研究院(CICIR)といい、昨日の中国社会科学院といい、実によく情報を収集していると感心しました。
中国社会科…
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15/7/2010
昨日、中国現代国際関係研究院(CICIR)と社団法人アジアフォーラム・ジャパン主催の日中シンポジウムの第1セッションで、「参議院選挙の結果分析と今後の日本政治」をテーマに講演し、その後、出席者との活発な質疑応答を行いました。
CICIR日本研究所の馬氏とも意見交換をしましたが、ワシントンのシンクタンクの日本通よりもかなり正確な情勢分析をしていることに驚きと共に嬉しく思いました。午後からは、経済と安全…
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14/7/2010
今回の参議院選挙には、たくさんのタレント候補が出馬しましたが、結果は、自民党比例の三原じゅん子氏、秋田選挙区の石井浩郎氏、民主党比例の谷亮子氏の3名だけが当選しました。
様々な理由があると思いますが、谷亮子氏はいまだに旬な人気があったこと、三原じゅん子氏は子宮頸がんの撲滅という国政への挑戦理由が明確だったこと、石井浩郎氏は秋田の生んだいわば郷土の星で、選挙区から出馬したことが好感をもたらしたと思いま…
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13/7/2010
今日から16日まで、公示前から予定していた中国でのセミナーの講師として、北京出張です。
これは社団法人アジアフォーラム・ジャパン(吉原欽一理事長)と中国国務院直属の中国最大のシンクタンクである中国現代国際関係研究院(CICIR)との第20回日中シンポジウムに講師として招聘・参加するものです。
私は明日14日の第一セッションで「参議院議員選挙の結果分析と今後の日本政治」というテーマで、今回の参院選分析と…
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12/7/2010
今回の投票率は選挙区、比例代表ともに57.92%と、前回より選挙区で0.72ポイント、比例代表で0.71ポイント下回りました。
期日前投票者数(選挙区)は、前回比11・93%増の1208万6491人で、投票者全体に占める割合は20・06%と国政選挙では過去最高を記録したものの、期待よりも今ひとつの感があります。
ネット解禁も実現せず、若者をはじめとする国民の関心がW杯や大相撲不祥事等へ流れ、マスコミの…
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本日未明に判明した参院選の開票結果は、大方の予想を超え、民主党は改選議席の54を大きく下回る44議席に、与党・国民新党は改選議席の3からゼロとなりました。対する自民党は改選議席38から51へと13議席増の大躍進、みんなの党も10議席獲得で、今回の選挙結果としては自民、民主に次いで3位の好成績を収めました。公明党も選挙区の3議席すべてを獲得し、比例では目標に届かなかったものの底力を見せつけました。た…
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10/7/2010
いよいよ今日の24時で選挙活動が終わりになります。
期日前投票は、殆ど上がらず、投票率は良くて前回並みだそうです。
まあなんとなく、争点がいつのまにか、普天間や、お金、子供手当等から消費税一本に変わり、その消費税は、自民と民主に相違点なし、じゃ、有権者がしらけるのも無理はないでしょう。みんなの党ブームも、自民と民主のオウンゴールの受け皿の域を出ず、今ひとつ盛り上がらない、のが実情でしょう。
テレビの党首…
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9/7/2010
読売、朝日、毎日等で、7、8日の両日、最終の情勢調査を実施しました。中盤戦に比べ、民主の勢いはほとんどみられず、1人区では自民が着実に勢いを増し、みんなの党も特に比例で勢いを増していると分析しています。
投票日3日前での情勢分析がどれほど正確かという疑問(以前から主張しているように、電話調査だけでは携帯電話層の声が反映されない)は常にありますが、朝日などでは固定電話調査に加えインターネット調査等での…
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8/7/2010
激戦、大接戦といわれる選挙区のいくつかで、自民が一歩抜け出した感があります。青森の山崎力氏、秋田の元プロ野球選手の石井浩郎氏、福井の山崎正昭氏、長崎の元知事の金子原二郎氏、熊本の松村祥史氏、鹿児島の野村哲郎氏などで、一様にリードしつつあります。
大相撲のニュースは続いていますが、W杯のニュースが減った分、ここ数日は選挙報道も増えていくため、その分、与党に不利になるものと思われます。
少なくとも選挙区で…
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