民主党が谷亮子氏の擁立を発表しました。
私が違和感を強く覚えたことがあります。
それは、同氏がオリンピックをめざしつつ国会議員に立候補するということです。
政治家の歳費、ましてや国会議員は調査費の他、3人の秘書を国費でまかなえる仕組みになっています。
これは文字通り、国政に専念してもらうためにそれなりの特権、処遇があるものと理解しています。兼業が許されるか否かの議論以前の問題です。
オリンピック出場をめざす人が、どこかの景気の良い企業のお抱えならともかく、国会議員と兼務するというのはおそらく世界の先進国でも例がないでしょう。
芸能人が当選後もテレビ出演するのとは比較できないあきれた公認だと思います。
こうしたことを得意満面で同席していた小沢幹事長に対し、自民党を含む野党の攻撃ではなく、民主党内から不満、異論が出なければ、国民の民主党不信に油を注ぐことになるでしょう。谷さんに責任はないと思います。こうした条件で担いだ、了解した政党・政治家に責任があると思います。
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