今、発売中の「サンデー毎日」で、今夏の参院選最新議席予測と総選挙があった場合の議席予測を掲載しています。
政党別では、民主47議席、社民2議席、国民0議席で与党過半数割れ。野党は自民45議席、公明9議席、共産4議席、みんな9議席、たちあがれ日本2議席、日本創新党2議席、新党改革1議席で、みんなの党の躍進ぶりが目立ちます。
予測で一番難しいのは、民主党が鳩山・小沢体制のままで選挙戦に突入するか否かで大きく数字が変わってくるということです。谷亮子氏レベルの擁立はおそらくプラスはなく、あっても“焼け石に水”で、北方領土問題や拉致問題の進展、鳩山・小沢両氏の辞任、普天間基地問題の奇跡的な解決等、何らかの「サプライズ」を起こさなければ、民主党の「V字回復」は無理でしょう。その実現性はゼロに近いと思います。今のままで行くと、民主が40議席を割り込み、自民が悠々と比較第一党になるでしょう。
この状況のままで推移すれば、7月11日、あるいは25日投開票とした場合、そうした数字の予測もありでしょうが、今回はあくまでも現状から割り出した数字を前提にしたものです。したがって、今後「サプライズ」が何も起きなければ次回の予測では民主にさらに厳しい数字となるでしょう。
第三極については、もう少し様子を見なければ何ともいえません。今はみんなの党に人気が一極集中していますが、やや早過ぎの感も否めません。まだまだ動くと思われます。
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