様々な見方があると思いますが、私の現時点での「菅 vs 小沢」の獲得ポイント(票)の読みは下記の通りです。
マスコミ報道や、推薦人、決起集会への出席など、現時点でカラーを鮮明にしている国会議員は、参議院で菅(30):小沢(28)、衆議院では菅(98):小沢(104)で、衆参合計で菅(128):小沢(132)となり、僅かの差で小沢氏がリードしています。残る国会議員は152名。
さて、様々な情報等の平均をとると、各陣営の確定票読み平均は、菅(160名):小沢(185名)くらいで、その差は25名。合計すると345名となり、残りは67名となります。民社系など、明らかに様子見のグループもあり、小沢陣営の切り崩しも益々激しさを増すでしょうが、両陣営を行ったり来たりもかなりあるでしょうから、残る67名の内、最終的な振り分けは菅(30名):小沢(37名)と読みます。そうなると、国会議員票は1人2ポイントとなるため、菅氏が(190名)380ポイントで、小沢氏が(222名)444ポイントとなります。
次にドント方式となる地方議員票(100ポイント:2,382名)ですが、連合は特定候補の支持を見送る考えを示しましたが、組合丸抱えの議員も多く、今後、小沢陣営による締め付けが増えると思われます。一方で、来春の統一地方選を控え、世論やマスコミの論調を気にする地方議員も多くいるため、ここは菅氏が40ポイントで、小沢氏が60ポイント。
最後に党員・サポーター票ですが、全国300小選挙区毎に一人でも多くの票をとった方に1ポイント与えるという、“全部取り”方式ですので、各選挙区で各陣営は過半数を取らなければなりません。小沢氏がマジョリティを取れるのは地元・岩手以外にはそんなに多くないはずです。ここでの「菅 vs 小沢」は70%:30%で、菅氏が210ポイント、小沢氏が90ポイントとなります。
各々のポイントを合計すると、菅(630ポイント):小沢(594ポイント)となり、菅氏が勝つと予想します(過半数は613ポイント)。
多くのプロや政治家の間では菅氏の方が小沢氏より嫌われているといわれますが、今後、マスコミや世論の風が小沢氏の方へ大きく動かない限り、この差はさらに拡がってくると思います。少なくとも、党員・サポーター票はマスコミの「アナウンス効果」の影響を受けやすいため、極端な話、菅(80%:240ポイント):小沢(20%:60ポイント)ぐらいになるかもしれません。
現時点でこんな予測をしても意味がありませんが、今後の自分自身の参考までに第一弾の予測をしてみました。
最近のコメント一覧