小沢氏強制起訴

  • 選挙プランナー三浦博史
  • at 2011/2/01 14:31:14

昨日、民主党の小沢一郎元代表が強制起訴されました。


小沢氏は同日夕方の記者会見で、「引き続き民主党の国会議員として、『国民の生活が第一。』の政治を実現すべく、私の座右の銘であります『百術は一誠にしかず』の言葉の通り、誠心誠意取り組んでいく決意であります」と述べました。


しかし、普通の民間感覚なら小沢氏の言動は理解されないでしょう。即ち、大手民間企業の元社長が強制起訴でもされたら、その企業はどのような対応をとるでしょうか。その企業が大きければ大きいほど、社会的に影響があればあるほど、あらゆるステークホルダー(株主・社員・取引先・ユーザ等)第一に考え、元社長自らが「会社には迷惑をかけられない」として職を辞するのが普通でしょう。仮に「俺は辞めない」といっても辞めさせられるはずです。辞めることが美学でもあり、ケジメでもあるのです。


小沢氏の人権や権力闘争における擁護論も多々あり、それらの論の中にはもちろん正論もあるでしょうが、ますが、天下の公党に「これ以上迷惑かけられない」と筋を通すことが、政治家のとるべき道なのではないでしょうか。ここまで来ると小沢氏も、単なる“駄々っ子爺さん”にしか思えなくなってきました。もう民主党内のゴタゴタにはウンザリです。


菅政権も小沢氏が離党したらしたで政局で使えるカードはなくなり、国会運営はさらに険しくなるでしょう。



※この記事は、下記URLと重複しています。ご了承ください。
「小沢氏強制起訴(http://www.election.ne.jp/planner/85716.html)」

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