政治評論家 鈴木棟一氏の夕刊フジ連載中のコラム「風雲永田町」に面白い記事が載っていました。
自民党幹部の見方として「与謝野が議員バッジを外して、入閣して『政治生命をかける』と言ったら世論は大歓迎した。ブームが湧いたかもしれない。自民党にとっては危ないところだった」。
なぜ、これが面白いのかといえば、政治家のちょっとした“姿勢”の見せ方により、人気取りにも、命取りにもなりかねないということです。今、国会で集中砲火を浴びている与謝野氏は、正直なところ“生き恥を晒す”状態といえましょう。
あれだけ頭の良い人でも、漢書の勉強は怠っていたと思われます。私が昔仕えていた椎名代議士は、暇さえあれば孟子、孔子などの漢書をよく読んでいました。いつの時代でも、「腹の据え方ひとつで男の価値は決まる」と言えるのかもしれません。
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