今朝、政治評論家の鈴木棟一氏の朝食会は、外交評論家の岡崎久彦大使が講師でした。対中国包囲網から、台湾国民党政権への不安、集団自衛権、TPP等、今のわが国を取り巻く様々な環境に対してお話されました。野田総理への評価が予想外に高かったことには驚きました。また今の日米関係、対中国包囲網はオバマよりヒラリー主導ということもよくわかりました。特に尖閣諸島問題では、ヒラリー国務長官の”尖閣は日米安保の範囲内”発言により、中国は慎重にならざるをえなくなったということなので、ヒラリー氏への見方・評価が変わりました。TPPについては、賛否両論あるのはいいが、反対派の人たちは、結局は農業も何もかも現状のままでこの国の未来がどうなるかをよく考えてほしい、と訴えておられました。アメリカのいいなりになることは冗談ではありませんが、同時にこの国の産業の未来を農林省等の試算にまかせておいていいはずはないからです。
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