昨日の朝日新聞朝刊一面に、3月にも、石原新党を立ち上げることで亀井静香国民新党代表、平沼赳夫たちあがれ日本代表、石原慎太郎東京都知事各氏が合意したと報道されています。大体、新党立ち上げの事前予告なんて石原新党以外、あまり聞いたことがありません。そもそも新党を立ち上げるのなら、新党立ち上げの立役者が雁首を揃え、綱領・目的、政党名、役員人事(最低限、党代表)、参加者(同志)等、マスコミに発表するものでしょう。代表代行が平沼氏と、代行人事だけが報道されていることにも違和感を覚えます。大村愛知県知事、橋下大阪市長とも連携を模索するとされていますが、根回しなしのぶち上げでは亀井氏サイドの片思いに思えてなりません。最期の出番に賭ける亀井氏と保守本流の再編を思う平沼氏、国を憂う石原氏の間には、少なからず距離がありそうです。政治の予告編はアドバルーンとしか映らないでしょう。
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