渡辺嘉美氏は昨日、”8億円借り入れ問題”で釈明記者会見を開きました。まあ、この政治家が今後、行革や政治改革を標榜する資格がないことは明白になりましたね。振込みであれば裏金でないとか、熊手に使ったとか、とても疑惑の回答にはなっていません。みんなの党に残っている議員とすれば、信頼回復で残された道は、①渡辺代表を降ろして体制を一新し、党自ら率先して疑惑を解明する②離党する、しかないでしょう。政治に民間活力導入と言われて久しいですが、今どき民間のワンマンオーナー企業でもこんな”言い訳”で許されることはないでしょう。猪瀬氏と比べるコメントも目立ちますが、公選法等の法律問題以前に、猪瀬氏の場合は少なくとも徳田サイドからの”告発”ではないのに対し、渡辺氏の場合はDHCの吉田会長に愛想をつかされて”告発”されているという点が大きく異なると思います。危機管理上最悪のケースですね。
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