毎回、様々な選挙の度に、この選挙は投票率が上がれば00候補に有利、下がれば00候補に有利等というもっともらしい解説がつきまといます。確かに、無党派層≒浮動票に強い候補は、投票率が上がれば有利なのはわかりますが、なかなか、そこまで関心が高まるのは容易ではありません。特に地方選の場合、掲示板が近所に設置され、うるさいと言われる選挙車が回り始めて、ああ、選挙か!と認識されるケースがほとんどです。政策で選ぶと言いながら、飲み屋で噂される選挙の話題は、候補者のスキャンダルか、あの人感じいい、悪い、といった類いが大半です。そうした中で、候補者は支持者を広げていくわけですから、まあ規模の違いこそあれ、宗教活動に近いものがあります。私が再三唱えている、選挙は熱伝導というのも、その辺からヒントを得ているものです。来年の統一地方選に向けて、まさに候補者伝道合戦が始まろうとしています。
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