いよいよ、米国大統領選挙もスーパーチューズデーが終わり、中盤戦へ入りました。民主党は大方の予想通り、クリントン氏が、主に南部の黒人層を固め、トップの座を確保。サンダース氏は白人層や若者層は取り込んでいるものの、フロントランナーのポジションをクリントンに与えてしまいました。ただし、このスーパーチューズデーは一部を除き南部が大半なため、ここらは元々共和党の地盤。サンダース氏にもまだチャンスは残っています。共和党は、トランプ氏が圧勝。トランプ指名が現実味を帯びてきたことは確かです。個人的にはいまだにルビオ氏が最後には勝つと思いたいのですが、クルーズ氏にも敗れたことで、チャンスはやや遠のいたのかと懸念されます。ケーシックオハイオ州知事がルビオ氏支持に回っていれば、バーモントやバージニア州でもルビオ氏は勝てていたのに残念です。共和党の主流派は露骨にトランプ氏を嫌がっているので、無所属で様子を窺っている元ニューヨーク市長のブルームバーグ氏を担ぐ、なんてことになることもありですね。しかし、クリントンvsトランプvsブルームバーグとなると68歳vs69歳vs73歳の決戦。高齢化社会はここにも反映されてます。次はフロリダが勝負です。ここ地元でルビオ氏がトランプ氏に負ければ撤退でしょう。
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