いよいよ総選挙の公示です。まず、自民党にとってプラスだったのは共産党が一斉に候補者を降ろさなかったことです。次に希望の党ですが、テレビ党首討論を含め、公示が近づくにつれ、小池人気に陰りが出てきました。小池知事はテレビ出身なのでよくご存じのハズですが、米国の選挙はテレビ討論が命です。そのために様々なジンクスやメディアコンサル上の”常識”がありますが、その中でも一番大きなものの一つに温かさの演出があります。結構、テレビは性格がそのまま出やすいので、冷たさを出さないように様々な工夫をするわけです。情あふれる笑顔もその一つですが、小池知事の顔は、都議選時とはかなり変わったと思います。疲れと共に、排除の言葉あたりから冷たさが出るようになりましたね。つくり笑顔をしてもカメラはごまかせません。ということで、反・非自民の野党の顔は小池知事から枝野立憲民主党代表に移りつつあります。立憲民主党の登場によって反・非自民系無党派層の受け皿も共産党から立憲民主党に流れているように思えます。
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