私は選挙戦の中で候補者の「外見力(人間の外見によるアピール力)」の向上(イメージアップ)には特に力を入れています。
最近の選挙では候補者の「外見力」を高めるためのメディア・コンサルタントやアドバイザーといった人たちも増えてきましたが、この「外見力」とは、選挙の世界のみならず一般社会においても人間関係の形成や仕事上の強い味方となるはずです。人に対し好印象を与え自分の評価を高めることこそ選挙運動の第一歩です。
「外見力」とは、その人の顔や容姿だけではなく、立ち居振る舞いを含めた総合的なものから判断されるものです。人を感動させる演説ができるか否かも、「外見力」が大きく関わってきます。
そうした「外見力」を天性で備えている人もいます。たとえば、政治家では古くは田中角栄元首相、今では中田宏横浜市長や石原慎太郎東京都知事、小泉純一郎元首相などが挙げられます。
とはいえ、そういう人たちはごく一部の限られた人たちであり、大半の政治家、候補者は、前述のメディア・コンサルタントや外見力アドバイザーなど他人の力を借りるか、もしくは自ら努力しなければ、顔や容姿、演説を含めた立ち居振る舞いなどの外見力イメージをアップさせることはなかなか難しいというのが実状です。
そこで、まずその人のイメージをいかにつくり、PRするかが重要な鍵となります。しかし日本人はイメージづくりというとウソで塗り固めるものだという思い込みがあるようです。そのため、イメージ選挙というものも、ウソのイメージをつくり出して選挙活動をしていると考える人もいるようです(もちろん、実際にウソのイメージをつくり出している場合も多々見受けられますが…)。
「外見力」が良ければ人に好印象やプラスのインパクトを与えることができます。人を感動させることもできるのです。
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