今年は政界にとどまらず、民でも”偽”が横行しました。
しかし、偽装事件で発覚したのは氷山の一角にすぎません。ホッと胸を撫で下ろした経営者もゴマンといることでしょう。
しかし、そもそも行き過ぎだな、と思うこともたくさんあります。
たとえば民間でも、そこそこの企業の社長が 営業第一部のコンビニ1000円の領収証が2重にコピーされている云々で株主総会で答弁させられたり、役員会で問題になるでしょうか?
国会議員や首長を正義感で追及する姿勢は是としますが、そんなことまで答弁できるように備えておく以上にやるべきことは山ほどある、ということを私たちが忘れてしまったら、政治家はどんどん別の体質に変化していくでしょう。公認会計士と弁護士とマスコミ対応の上手な人ばかりが政治家になっても困ります。
事実の追求以上に政治家としての真価が問われるべきです。事実と真実は異なる、ことを十分銘記したいと思います。
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