マケインはニューハンプシャー州のみでのトップで、今後はおそらく“The End”。ロムニーはモルモン教で資金力はあってもネガティブの壁は想像以上に厚い。ジュリアーニは資金力はダントツだが今ひとつ華がない。ハッカビーは彗星の如く登場したがブームを起こすまでには到っておらず、資金も続かない。
そこでどうするか。
今、最も注目されているのはマイケル・ブルームバーグ(ニューヨーク市長)。膨大なニューヨークの赤字財政を立て直し、なおかつ豊富な自己資金力を誇る。昨年6月に共和党を離党してはいるが、ロスペローで今なおアメリカでは“第三勢力”の大統領当選は難しいことは十分承知しているはず。メガ・チューズデーでの共和党の混乱を睨んでの“参戦間近か”とみる向きがあります。
つまり、共和党内での本命が消えれば、その流れは一気にブルームバーグに行き、ライス国務長官を副大統領候補にすれば、ヒラリー、オバマにも十分対抗できると思われます。
そうなれば、アメリカ大統領選挙も益々面白いものになりそうです。
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