米国テキサス州第25選挙区の下院議員候補ディーン・ハーバセク氏(元シュガーランド市長)が、有権者に郵送した選挙運動ビラの写真に(いわゆるアイコラ)首から下を自身の約2分の1のスリムなボディにすり替えたとして、何千という抗議のメールが同事務所、マスコミ等に殺到、同氏のキャンペーンマネージャーであるスコット・ブロスチャート氏が写真は偽物であることをジョークを交えて認めたため大きな話題となっています。
今回の報道では、通常、写真修整で使われる「retouch」ではなく、不正な偽造写真といったニュアンスで「doctored photo」という英語で報道されています。
日本でも(もちろん米国でも)女性候補者の厚化粧はもとより、男性でもメイキャップやシミ、シワをコンピュータで修整するのは当たり前の時代。しかし、アイコラは公選法に違反しないとはいえ、これは明らかな「偽装」といえるでしょう。このような写真を使って「候補者の実物を見てガッカリ」だったら票は逃げていくのではないでしょうか。
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