3月4日のミニ・スーパーチューズデーで民主党の大統領候補が決まるといわれています。前評判ではオバマ優勢ですが、大統領選挙は何でもありのPR合戦だけに、まだまだ一寸先は闇です。
対する共和党はロムニー候補の撤退により、一足先にマケインに決まりそうですが、ベトナム戦争の英雄相手では勢いに乗る“チェンジ”のオバマでも歯が立たないでしょう。
ライス国務長官はキュート(魅力的)な女性かつ黒人。民主党が黒人のオバマでも、女性のヒラリーでもコンプレックスカバーとしては完璧な隠し玉のひとつとなりうるでしょう。共和党がマケイン&ライスコンビになれば、黒人大統領のオバマはまだ少し早いと思っているアメリカ人でも副大統領なら「まあいいか」と妙に受けるかもしれません。
日本にとってはマケインがいいとか、共和党の方がいいとか色々と言われていますが、これまでの貧弱な日米関係のチャネルの中で評価するより、新大統領にいかにアプローチをかけるかを日本の政治家は良く考えてほしいものです。
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