昨日のペンシルベニア州でヒラリーが辛勝。かろうじてという分析が多いが、同州で勝った意義は大きく、ここでオバマに負ければ、おそらくヒラリーは撤退に追い込まれたでしょう。しかし、土俵際で踏み止まったことで、アメリカ人好みの“判官びいき”も今後増えるかもしれません。言い換えれば、オバマ熱は後一歩というところで、押し切れない弱さがあることの証しでもあるのです。
6月まで予備選が続きますが、タカをくくっている共和党マケインに一泡吹かせることだけを考えれば、“しぶとく粘るヒラリー”も特別代議員にとっては民主党大統領候補として「合格点」のはずです。
すでにヒラリー、オバマ両氏とも、莫大な資金をつぎ込んでおり、8月末まで両者一歩も引かない、引けない攻防が続きそうです。
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