本日発売の「サンデー毎日」(5月4日・11日合併号)で、「今、もし解散総選挙があったら」という前提で300小選挙区すべての私の当落予測(前編)を掲載しています。
全般的に小選挙区では底力の強い自民(公明=与党)はそれほど負けませんが、さすがに比例の方は年金問題にガソリン税、後期高齢者医療制度導入の問題等で、小選挙区は自民候補でも、比例は「民主」という人が大幅に増えると同時に、公明とのバーターで公明にもかなりの票が流れると思われます。
因みに予想した議席数(選挙区+比例区)は、自民233、公明32で与党計265議席。野党は民主184、共産10、社民7、国民3、大地1で計205議席。その他無所属10議席です。
比例は自民57、公明24で与党計81議席。野党は民主82、共産10、社民5、国民1、大地1で計99議席。昨年の参院選での各党得票率でそのまま議席配分すると、自民55、民主84となりますが、急増すると思われる「小選挙区は自民、比例は民主」組と、「小選挙区は自民、比例は公明」バーター組で自民が激減するものの、極めて政党選挙の色合いの強い参院選までには至らない、とみています。
「小泉劇場」の時でさえ、自民77、民主61でその差は16議席でしたから、今回の私の予想はほぼ自民にとって最悪のシナリオに基づいています。裏を返せば、それだけ与党に厳しい状況としながらも“与野党逆転はなし”ということです。
ガソリン税はもちろんですが、それ以上に後期高齢者医療制度の与える影響は大きいと思います。投票率の高い年配者層を怒らせたり、敵に回すと選挙では大変なことになります。
後編はGW直前(4月末)発売予定です。
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