今、テレビ、新聞など多くのメディアで頻繁に「後期高齢者医療制度」問題が取り上げられています。
この制度は基本的に75歳以上の高齢者の方々を対象としたものですが、制度施行と共にネーミングのまずさや、75歳という年齢分岐点の不明朗さ、一向に先の見えない消えた年金問題や次から次へと明らかになる税金の無駄遣い等の報道と相まって、高齢者のみならず主婦層を中心に「福田内閣は一体何を考えているのか」という怒りの包囲網ができつつあります。そして、その怒りはガソリン税の比ではありません。
しかも、若い人たちが納得する制度・説明ならまだしも、若い人すらも納得・理解できないままこの制度を推し進めれば、次期総選挙を控えこれを推進しようとする候補者は散々な目に遭うことでしょう。また、与党とはいえ、公明党もこのままではついていけないのではないでしょうか。
この問題を放置しておくと、自民にとって大変な逆風になりそうです。
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