週刊朝日、週刊文春や夕刊フジ、日刊ゲンダイ等で、次期総選挙の当落予測や注目選挙区の予測が掲載されており、どこも太田農相発言や事務所費の問題を含め、「自民激震で政権交代なるか」的な見出しになっています。
確かに「自民逆風」は事実で、特にこれまで自民の牙城だった第一次産業従事者や高齢者層は自民から離れ、民主支持へ廻っている傾向がはっきりと見られます。自民党の候補者が政府自民党の政策を説明すればする程、有権者は聞く耳を持たなくなっている、というのが実態ではないでしょうか? それ程、「自民離れ」が凄まじいといえるでしょう。
そして、麻生人気にあやかろうとしても、こうした太田問題等をなおざりにしておくと、安倍政権で愛想を尽かしたのと同様に、「福田、麻生、お前もか!」と、「自民離れ」にさらに拍車がかかることでしょう。
しかし、それも自民に愛想が尽き、民主に期待があればこその話です。民主党代表選挙が無風で期待外れとなり「民主もだらしない」というレッテルを貼られれば、自民から離れた票が民主に行かず、“積極的浮動票・棄権票層”となる可能性もあります。
既成政党全体がピンチになってきているのかもしれません。
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