過去の民社党、新自由クラブ、日本新党に共通していること、それは人の顔は違っても政策の中味はほとんど自民党と変わらないことでした。したがって、有権者から見れば政権が交代することによる不安は少ないものの、大きな変化を期待することは難しかったと思います。
大詰めを迎えているアメリカ大統領選挙では、ブッシュからオバマになれば大きな転換が期待されています。
“確かな野党”という言葉がありますが、私から見ると、政党としては共産党、社民党、田中康夫代表の新党日本、そして民主党内では長妻昭氏たちがその言葉に相当すると思われます。
「政権交代」も大切なスローガンとして理解できますが、こうした時こそ、自民党政権をチェンジすることで“政治もそして日本も変わる”という期待感を国民に与えることも野党には求められているのではないでしょうか?
違いがわからなくなってくれば、それは自民党のお家芸の一つ、党首の顔(派閥)交代による“選手交代”以上のものでも、以下のものでもなくなってしまうからです。
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